食中毒の種類・症状を把握しておこう!

      2017/09/21

食欲の秋!!到来ですね(*´▽`*)

とはいっても最近、タイミングを間違えたとしか思えないダイエット&筋トレを再開したので、こうなったら若干食欲なくすようなことをブログで綴ろうかと…(笑)

 

ここ最近は、季節関係なく、食中毒のニュースって流れますよね。

僕も実はここ数年で2回ほどやられまして…

奴は天敵です…(# ゜Д゜)

 

てなわけで、あの地獄の苦痛から少しでも皆さんが回避できるように解説していきまーす!

 




食中毒の分類

食中毒といっても、種類・症状は様々ですので、分類して説明していきます。

「あれ?あの食中毒は?」ってのもあるかもしれませんが、数が多いので代表的なものをいくつか抜粋します。

細菌性食中毒

食中毒の半分以上が細菌性食中毒によるものと言われています。

 

<感染型>

細菌に感染した食品を食べて、体内で増殖して起こる食中毒。

細菌を食べないように、加熱や消毒、手洗いをして、細菌を付着させないことが大事。

 

<毒素型>

食品内で細菌が出した毒素を食べて起こる食中毒。

毒素を食べないように、加熱、殺菌、低温保存をして、繁殖を防ぐことが大事。

 

腸炎ビブリオ(感染型)

食品:魚介類やその加工品

潜伏期間:12時間前後

症状:激しい腹痛、下痢、寒気、嘔吐、発熱などが1週間弱続きます。

 

サルモネラ(感染型)

食品:牛・豚・鶏などの肉や卵。また、それが人の手を介して汚染された食品

潜伏期間:最大3日ほど

症状:吐き気、腹痛、発熱、下痢

 

ウェルシュ菌(感染型)

汚染されたお肉や魚介類を使った煮込み料理が原因となる場合が多いです。

症状は、水溶性の下痢や軽い腹痛など。

カレーやスープなどの大量調理によって、鍋底近くで繁殖して、集団食中毒の発生原因となりやすいのがこいつです。

 

酸素のないところで増殖するので、カレーやスープを調理するときはよくかきまぜるようにしましょう。

理想は早めに食べきるか、小分けにして冷凍保存です。室温保存は避けてください。

 

腸管出血性大腸菌0157(毒素型)

これはめちゃくちゃ有名ですね。

主に牛の腸内に生息しています。

わずか数個程度の菌数で感染する可能性があります。

感染後、「ベロ毒素」という強力な毒素が大腸の血管壁を破壊して、鮮血の便が出ます・・・

症状は、発熱、激しい腹痛、下痢、血便、嘔吐など。

最初は風邪かな?みたいな症状で見過ごすことが多いらしいので手遅れにならないように注意!!

食品の加熱、特に肉は中心まで十分に焼く!生肉は食べない!生野菜はよく洗う!

これが一番の予防です。

 

特に小さい子供や高齢者が感染すると、溶血性尿毒症症候群などの合併症を起こし、死に至る場合もあるので注意!!

※溶血性尿毒症症候群

毒素が腎臓の毛細血管を破壊して、そこを通る赤血球が壊れる

→急性腎不全を起こして体の老廃物が尿から出ずに体を周るという尿毒症になる。

 

 

ボツリヌス菌(毒素型)

ハムやソーセージ、缶詰などが原因になることが多いです。

最も強烈なボツリヌス毒素という神経毒素をつくり、適切な治療を受けないと死亡率約30%・・

しかし、現在は発症後3日以内であれば、死亡率1割以下なんだとか。医療の進歩はすごい。

昔は7割近い死亡率だったらしいです。

 

潜伏期間は8時間から36時間以内。

発症が早ければ早いほど症状が重いらしいです。

症状は、脱力感、めまい、吐き気、嘔吐、便秘

治療が遅れると、四肢麻痺や呼吸困難まで起こしてしまい、最悪の場合死に至ります。

 

活性炭を投与して、まだ吸収されてない毒素を取り除く。

抗毒素を投与して、ボツリヌス毒素を中和する。などの処置が行われます。

ボツリヌス感染者は、急を要するので、受診時は早急に治療に入ります。

 

膨張した缶詰や、真空パック。異臭などを感じたら絶対に廃棄してください!!

空気にも運ばれるので、見た目が異常な時点で捨てることをお勧めします。

 

黄色ブドウ球菌(毒素型)

人や動物の傷口に広く生息。

調理する人の手を介して感染することが多いです。

この菌が作る「エンテロトキシン」という毒素が、熱や胃酸にも強いってのが厄介・・・

感染後6時間以内で発症します。

症状は、嘔吐、下痢、腹痛など。

 

薬学部の微生物学の実習で、黄色ブドウ球菌の培養実験をした夕方に、数名強い腹痛を訴えてたことを思い出します。(笑)

よく手を洗いましょう。

できれば、調理の際、素手じゃなく調理用手袋をつけるのが理想です。

 

ちょっぴりタメになる話。

子供がよくなる飛び火という皮膚症状なんですが、原因は傷口の黄色ブドウ球菌感染です。

鼻の穴の中にも黄色ブドウ球菌がいるので、鼻をよくほじる子供は飛び火になりやすいから親御さん注意してね!!

 

カンピロバクター(感染型)

こいつです!僕の天敵!!!5年で2回かかりました!!!!

こいつは実体験なので、その時の症状をありのままにお伝えします。

原因はこいつが感染した、特に鶏肉が原因です。

わりと潜伏期間が長く、2~3日。

僕は鶏のたたきで感染しました。生ですね。危ない。

一緒に食べた相手もいるのに、自分だけが発症したので、食中毒には耐性的なものがあるのではないかと思っています。

 

まず腹痛と発熱が起こりました。熱は39度ちょい

腹痛はね、エグい。腹を刺されたらこんな痛みなんじゃないかと思うくらいの激痛です。

消化器官は役に立たず、緑色の便が出続けます。エイリアンではありません。

この緑色は胆汁です。消化不良がひどいと、こういった色の便が出ることがあります。

 

嘔吐も主症状にありますが、自分は2回とも吐き気はありませんでした。

お腹が痛すぎて、発熱のダルさ、吐き気どころじゃない・・・

1週間ほどまともな食事は摂れません。2回とも7kgほど痩せました。

 

今ですか?7kg以上増えてますけどなにか?

 

この2回を経て、二度と鶏のたたきは食べないと心に誓いました。

 

しかしカンピロバクターの恐ろしいところは、治った後にもあるんです。

ギランバレー症候群といって、カンピロバクターからの復帰の数日後に筋肉が異常を起こすことがあります。

力が入らなくなったり、筋肉痛が起きたり、はたまた動けなくなったりと・・・

 

2回ともこの症状の発症はありませんでした。ほんと良かった・・・

 

ウイルス性食中毒

ノロウイルス

日本中探しても、知らない人はいない名前でしょうね。

 

ノロウイルスは、食中毒と感染症の両方を引き起こします。

二枚貝などに生息しているんですが、こいつは人から人へ感染する二次感染がとっても厄介!!

感染者の糞便、嘔吐物からも飛散するので注意です。

1~2日で発症して、激しい頭痛や下痢、嘔吐、腹痛といった症状が出ます。

 

ノロウイルスもやはり、予防は手指の十分な洗浄や消毒。

とにかく個人の衛生管理を徹底することがとっても重要です。

※市販の消毒用エタノールの中でも、ノロウイルスに効かないものもあるので注意!

ちゃんと「ノロウイルス対応!!」と書いてるものを選びましょう。

 

自然毒食中毒

動物性

フグ毒、貝毒など

フグ毒は名探偵コナンでも犯人に毒として使われてたので、わりと有名でしょうね。

 

植物性

毒キノコ、毒草、カビなど

これはもう、食べるな。ということで。

 

寄生虫

アニサキス

寄生虫といえばこれでしょう。

魚介類の内臓に寄生してます。

魚介類が死ぬと、内臓から筋肉に移動するため、魚肉を食べることによって、胃の粘膜に侵入されます。

1日以内に、みぞおちが激しく痛んで、悪心、嘔吐を引き起こします。

まれに腸まで届き、数日以内に下腹部痛等を引き起こすことも。

 

アニサキスは目で見えます。白色の太い糸のように見えるので、自分で取り出すことも可能です。

ですが、飲み会の席で刺身が出た時、いちいちチェックします?しないですよね(笑)

どうにかならないのかと専門の方に尋ねたところ、驚愕の答えが!!

「よく噛んで食べたらいい」

だそうです(笑)

よく噛むことによって、アニサキスも潰して殺してしまえばいいと・・( ゚Д゚)

想像しながら噛んでたら美味しくもなんともないですね・・・

あと、テキーラなどのアルコール強めのお酒を飲むと、アニサキスは死ぬそうです。ホントみたいですよ。

アル中注意。

 

まぁ、よく噛んで食べることは普通の食事でも大事なことなので、これからは普段の食事も意識してよく噛んで食べましょう!

 

最近、アニサキスが流行してる理由は、新鮮な魚介類を取り扱うお店が増えたからだそうです。

残酷な話ですね・・・(;´・ω・)

 




まとめ

食中毒は、

食品に菌が付く→着いた菌が繁殖→菌の増えた食品を食べる→食中毒

といった流れです。

最初の菌が付くことを避けることが一番重要なことなので、自分で予防できるところは常に清潔を心がけましょう!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

 - 衛生